院長社本の健康コラム

歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

学校歯科健診の結果が届いたのですが…

多くの学校では5月~6月ごろに、お子さんたちの歯とお口の健康状態をチェックする『学校歯科健診』が実施されます。

歯科健診だけでなく、内科健診、眼科健診なども行われる学校健診は、お子さんたちの健やかな成長を見守ると共に、病気の早期発見と早期治療に役立ててもらうことが目的です。 ところで、「今の学校歯科健診はどんなことを診るの?」と疑問に思ったことがある保護者の方も少なくないと思います。

というのも、親御さん世代が学校歯科健診を受けていた頃と、現在の学校歯科健診では、チェックしている項目が少し異なっているからです。 現在の学校歯科健診では次の3項目をチェックしています。

1)むし歯のチェック

むし歯の有無を診ます。 むし歯がある場合には、進行状態をチェックしています。

2)歯肉(歯ぐき)のチェック

歯肉炎・歯周炎の有無を診ます。 子どもたちの歯肉炎(歯周病の初期状態)が増加傾向にあり、検査項目に加わりました。

3)不正咬合(かみ合わせ)のチェック

かみ合わせの状態(問題)を診ます。

ただし、指摘対象となるのは、将来的に咀嚼(食べ物を噛み砕く)機能などのお口の機能に影響する不正咬合だけです。 学校歯科健診の結果がお手元に届いたら内容を必ず確認し、もし指摘がある場合は必ず歯科医院を受診しましょう!

◆ 健診?検診?

ところで、ケンシンには『健診』と『検診』という2つの書き方がありますよね?

健診・・・健康か否かを診査する

検診・・・精密な検査をして診断する

同じ読み方ですが、その意味合いは微妙に異なります。 学校で行われているのは『健診』です。人数が多いので、スクリーニング検査(ふるい分け)しかできないという事情があるからです。

ですから、もし学校健診で異常の指摘がなかったとしても、歯科医院で定期的な「検診」を続けていくことをお勧めします!

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