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院長社本の健康コラム


歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

もしだ液の出る量が少なくなると…

お口の中の状態を健康に保ち、むし歯にならないように歯を守り、そして全身の健康を守る役割も果たしている『だ液』

もしだ液の出る量が減ってしまうと、身体にはどのような影響があるのでしょうか?

◆ だ液の分泌が悪くなると、どんな症状が?

近年増えている『ドライマウス』(口腔乾燥症)は、だ液の分泌と深くかかわっています。

だ液の量が減ることによって、具体的には次のような症状が現れます。

お口の中が痛む
食べ物が飲み込みにくい
会話がしづらい
むし歯になりやすい
口臭が強くなる

さらに重度になると、摂食障害発音障害不眠などの症状が起きることもあります。

不眠

ですから、重症化してしまう前にケアに取り組むことが大切です。

また、年齢を重ねるとともにだ液が出る量は減る傾向にありますので、高齢者の方は特に注意が必要です。

今回は、だ液の分泌量を増やすために、おすすめのセルフケア『唾液腺マッサージ』を紹介しましょう!

だ液を分泌する「舌下腺」「顎下線」「耳下腺」を刺激するマッサージです。

それほど時間はかかりませんので、ぜひやってみてください!

だ液腺マッサージ

◆ 舌下腺への刺激

両手の親指をそろえ、あごの真下から手をつきあげるようにゆっくりグーっと押す(10回)

舌下腺マッサージ

◆ 顎下腺への刺激

親指をあごの骨の内側のやわらかい部分にあて、耳の下からあごの下まで5か所ぐらいを順番に押す(各5回ずつ)。

顎下腺マッサージ

◆ 耳下腺への刺激

人差し指から小指までの4本の指を頬にあて、上の奥歯のあたりを後ろから前へ向かって回す(10回)

(出典:8020推進財団HP)

舌下腺・顎下腺・耳下腺をしっかり刺激してあげて、だ液の分泌を促しましょう!

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