高岳駅・新栄駅から徒歩5分 社本歯科

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院長社本の健康コラム


歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

むし歯になりにくい食べ方とは?

むし歯は、細菌による「感染症」です。

そして、それと同時に糖尿病や高血圧症などと同じ「生活習慣病」でもあります。

生活習慣が原因の病気であるということは、食生活などの生活習慣を見直すことで、むし歯も予防できるということです。

むし歯の原因となるミュータンス菌は、食べ物に含まれる糖から酸を作ります。

この酸によって、歯の表面のカルシウムやリンが溶け出すことを「脱灰」といいます。

食事中は、よく噛んで食べることでだ液が分泌されます。

このだ液の働きによって酸が洗い流され、中和されることで歯の「再石灰化」が始まります。

つまり、私たちが食べ物を食べるたびに、「脱灰」→「再石灰化」が繰り返されているのです。

それゆえに、摂取した糖度が高く、だ液の量が少ないほど、再石灰化にかかる時間が長くなります。

ただし、寝ている間はだ液がほとんど出ないので、寝る前に食べてしまうとお口の中はずっと「脱灰」の状態になってしまいます…

テレビを見ながらおやつをつまむなど、食べる回数が多いと口の中が酸性になっている時間が長くなり、再石灰化の時間が短くなります。

つまり、食べる回数が多いほど、むし歯になりやすくなります。

食べる回数に着目することが、むし歯予防につながるのです。

食事は朝昼晩、1日3回。

間食は時間を決めるか、食後のデザートにして、食べる回数を減らすこと。

そして、食べた後は歯みがきをすること。

また、フッ素は歯の再石灰化を促進する働きがあるので、フッ素入り歯磨き剤もおすすめします。

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