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院長社本の健康コラム


歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

夏痩せならぬ、夏太りにご注意!

暑い夏…少し動くだけで、だらだら汗が流れてきます。

食欲が落ちて、食事はそうめんやそばなど、さっぱりしたものばかり。これでは、夏痩せしてしまいそうです…

ところが、暑い夏でも気をつけておかないと、痩せるどころか太ってしまうということ、ご存じでしょうか?

この時期、気をつけたい夏太りについて、お話します。

◆ 夏に太る理由とは?

夏はたくさん汗をかきますし、食欲も落ちてくるので、痩せるイメージがあります。

しかし、夏にかく汗は、水分を毛穴から出して皮膚表面を外気で冷やしているだけで、ほとんどカロリーを消費していません。

さらに残念なことに、脂肪の代謝を促すビタミンB1・B2・B6とミネラルは、水溶性で汗と共に流れ出してしまいます。

そこで残されるのは、タンパク質・糖質・脂質・タンパク質といった栄養素で、結局これらは脂肪として溜め込まれてしまうのです。

その上、汗をかいた分、水分補給しようと、甘い飲み物やビールなどを飲んでしまってカロリーを取りすぎれば、さらに太りやすくなってしまいます…

また、汗をあまりかきたくないと思って運動量が減ってしまうと、摂り入れた分のカロリーが消費できなくなり、これもまた太る原因となります。

あるいは、冷房の効いた室内と灼熱の外気による気温差で私たちの自律神経がかき乱され、ホルモンバランスが崩れてしまうと、代謝が低下してしまいます。

代謝とは、摂り入れたカロリーを消費する活動です。

気温が高く、自ら体温を上げる必要がない夏は、ただでさえ基礎代謝が低下しがちなのに、自律神経の乱れでさらに代謝が落ちれば、太りやすくなってしまいます。

このようなさまざまな原因で、夏痩せするかと思っていたら、いつの間にか夏太りしてしまうのです…

◆ 夏太りしないためにできること

夏だからと特別なことをせず、「普段通りの生活を守る」ことで、夏太りを防止できます。

普段通りのバランスの良い食事を摂る

さっぱり冷たい食事は内臓を冷やし、代謝を落とします。普段通りのバランスの良い食事を摂りましょう。

冷たい飲み物の飲み過ぎに注意する

暑くて飲み物が欲しくなるのは当然ですが、冷たい飲み物ばかり飲むのではなく、ときには白湯や熱いお茶などあたたかい飲み物も摂るようにしましょう。

湯船に浸かって体を温める

入浴は暑いからとシャワーで済ませるのではなく、湯船に浸かって内臓まで温めることで、発汗が促され、基礎代謝を上げることができます。

暑い日中を避けて運動する

朝や夕方など涼しい時間に軽い運動をして、運動不足を解消しましょう。

暑い夏の夏太り対策をご紹介しました。「暑いから」を言い訳にせず、健康的に夏を乗り切りましょう!

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