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院長社本の健康コラム


歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

酒は百薬の長?少酒のススメ

毎年2月は生活習慣病予防月間です。

「一無、二少、三多」で生活習慣病を減らそうという呼びかけを皆さんご存知でしょうか?

一無は「無煙・禁煙の勧め」
二少は「少食・少酒の勧め」
三多は「多動・多休・多接の勧め」です。

今回はその中から「少酒」について、考えてみましょう。酒は百薬の長とは言われますが、何事もほどほどが大切です。

万(よろづ)の病は酒よりこそおこれ

さまざまな生活習慣病がアルコールと密接に関わっていて、大酒をすれば多くの疾病が誘発される可能性が高まります。

「健康日本21」のなかでは、アルコールに関して1日20g(日本酒に換算して一合程度)の摂取が望ましいとされています。

百薬の長とはいへど、万(よろづ)の病は酒よりこそおこれ」という言葉もあるとおり、アルコールをたくさん飲める人でも、1日にその程度の飲酒量が望ましいです。

1日の摂取量は、日本酒で1合程度まで

アルコールは少量であれば良薬ですが、飲み過ぎにはご注意を。

できるだけ控えるようにして、飲む場合でも日本酒換算で1日1合程度(アルコール量:約20g)までにしましょう。

またお酒を楽しんでいる時もお酒の横にチェイサーを準備し、体内のアルコール度数を下げ、水分バランスをコントロールするためにも、二日酔いを防ぐためにもお酒と同量の水を飲むことをおすすめします。

様々なお酒のアルコール量

お酒の種類アルコール度数純アルコール量
ビール(中瓶一本500㎖)5%20g
清酒(1合180㎖)15%22g
ウイスキー・ブランデー(ダブル60㎖)43%20g
焼酎(35度)(1合180㎖)35%50g
ワイン(1杯120㎖)12%12g

休肝日を設ける

長くお酒を楽しむためにも、ほどよく休肝日を設けましょう。

「どれくらい休ませれば良いか」には諸説ありますが、毎日のようにお酒を飲む方は、週に2日の休肝日を設定することをおすすめします。

また「飲み過ぎて胃腸が疲れたと感じる日」は無理に飲まず、内臓全体を休ませましょう。

逆に「来週は飲み会続きだ!」と分かっている場合は、連続して飲む日々に突入する前に、休肝日をつくってみることもおすすめです。

お酒を適度に飲むことは、毎日のストレス解消にも役立ちます。

古くから日本人の生活に密着し、食文化にも影響してきたお酒と上手に付き合い、人生をより豊かにするための「薬」として付き合っていきたいですね。

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